ルール更新・禁止制限・CB30などなどの話
はじめに
どうも、cessnaです。
今回は先週金曜日に公開されたあれやこれやについて話していこうかなと思います。
ルール更新について
今回は契約創界神の追加や記載の省略が殆どでルール変更は去年に引き続き少ないのですが、そんな中で重要な変更が1つ。
聖皇ジークフリーデンXV
ジークフリーデンXVのようなただちにバーストを発動できる効果。
ジークフリーデンXVの場合、これまでは契約煌臨したときの効果で契約煌臨したスピリットの効果がコスト8以上になったときにも発動ができたのですが、これができなくなります。
過去にも解説しましたね。
とは言っても、ピンとこない人もいると思うので、ジークフリーデンXVでこれからも開ける例、これからは開けない例を幾つか挙げましょう。
開ける例
・8コスト以上のスピリットを契約煌臨したとき
・5コストのブレイヴを合体しているスピリットに5コストの契約煌臨スピリットカードを契約煌臨したとき(契約煌臨したときに合計が8以上ならOK)
・カウントが3以上のときに、5コストのアサルトガンナーウィズをカウントの数だけ自身のコストを増やせる零相棒ウィズに契約煌臨したとき(ブレイヴと同じく煌臨したときにコストが合計8以上ならOK)
開けなくなる例
・カウントが2のときに、5コストのアサルトガンナーウィズをカウントの数だけ自身のコストを増やせる零相棒ウィズに契約煌臨し、煌臨時効果でカウントが増えた結果コスト8になったとき
・デビルシューターカミュの煌臨時効果で神魔銃エクセンクティーを直接合体させる形で召喚して、合計コストが10となって8以上になったとき
こんな感じでしょうか。
これからは、煌臨したときにコスト8以上じゃないとフリーデンXVの場合は開けなくなります。
ここで勘違いしそうなのが、アガーフィアの挙動。
魔導氷姫アガーフィアはコスト6以上の氷姫スピリットがアタックしたときにバースト条件を無視して発動できる効果を持ちます。
転醒編から真・転醒編の間遊んでいたカードバトラーならよく知ってると思いますが、この効果氷刃姫プリヘーリアがアタックして、転醒した場合、裏面がコスト7なので、開ける、という挙動なのです。
これも出来なくなってしまうのでは?と不安に思われている方も見受けられましたが、こちらは今後も問題無く開けます。
今回のルール変更は「ただちに発動」するバースト効果の変更で、アガーフィアのようなただ条件を無視して発動できる効果は関係ないのです。
……わかりやすくなったような、他のルールと矛盾するので分かりにくくなってしまったような、という感じですが、今回一番大事なルール変更なので覚えておきましょう。
禁止制限について
さて、お次は新制限。
今回の内容は個人的に「欲を言えば半年早く欲しかったカードが多いけど、まぁ妥当だなぁ」と思いましたが皆様どうでしょうか。
ただ、ダークイニシエーションだけはちょっと悲しいなと……。
ダークイニシエーション
ループ関係なしに、好きな効果だったので……。
大会運営に支障をきたすということなら、ループをデュエマみたいに省略できるように……してくれないですかねぇ……?
それから顕現を推すためとはいえ、月鬼城を取り上げられた呪契約君はホントに泣いていい。
ヴォルクやタワーならまだしも、デッキのメインエンジンも兼ねたカードが規制はなかなか辛いでしょう。
月鬼城
同じメタ効果を持ってるオンネンダマがノータッチなあたり、破壊してもトラッシュから再配置可能なのが問題視された感じでしょうね。
……いや、ほんとにかわいそうなので、同じLv2効果を持った代替カードを作って上げて欲しいところ()
さて、新制限後の環境ですが、獄契約やアイボウ突契約が無規制なので上がってきそうな感じがしますが、メガデッキの炎輪の契約神アポローンが契約技でカウントを増やす前にジャバドやアイボウを焼けるので相性が悪そうな。
特にジャバドなんか、一緒に辺獄の四塔や、バーゴイルを引けてないとジャバド置くのも怖いですし。
逆に、規制された筈の蒼契約ですが、天敵だったヘクトルやジャマーエッジが一緒に規制されたことや、カウントもドロー枚数も1だけなかわりに蒼波を捨てなくてもカウントを増やせてシャックが生きてればシンプルに1ドローになるサブマリナーゴレムの存在や、そもそも2枚目のシャックがまだ生きてるあたりでやれそうな感じがします(なんやこのバケモンデッキ)
サブマリナー・ゴレム
とはいえ、流石に速度は落ちそうなのでこれまで蒼契約に速度で負けてたデッキは上がってきそうな。
また、色んな方が話してますが、青の世界を無理なく採用でき、オリンスピア競技場でメインステップでの契約創界神デッキの顕現を妨害できるキャスゴデッキは今後増えてきそうです。
かく言う私も、パーツだけはるか昔に揃えてたのでこれを機に握ろうかなとおもってたり。
契約創界神デッキは自分からガンガン神託でデッキ削ってくれますしね。
機動要塞キャッスル・ゴレム
また、イノレーサーが1枚になったことで、凍れる火山を始めとした所謂白のヘイトネクサスの通りが蒼契約に限らず蒼波関連のデッキ全般で良くなりそうなので、白デッキ全般にも注目ですね。
なにはともあれ、先ずは今月末のメガデッキでどうなるか。
楽しみですね!
今週末発売のCB30について
さて、最後は今週末発売のCB30、仮面ライダー 神秘なる願い。
遂にバトスピ参戦となるアギトや、仮面ライダー最新2作のギーツとガッチャードもデッキが組めるように。
また、作品をまたいで登場していた「仇敵」に契約スピリットが登場したりとこちらもなかなか楽しみな内容です。
さて、そんなCB30ですが、ガッチャードデッキを組みたい方に1つ、気を付けないといけないルールがあります。
ガッチャードデッキ使う人は絶対に公式QAチェックしようね!
— cessn@ (@ce_58cerium8886) March 8, 2024
この辺の挙動めちゃくちゃ大事だよ! pic.twitter.com/IipTiGcmxD
バトルスピリッツは破壊の待機状態とそれ以外の待機状態で処理が違う、というのは何時も私の記事を読んでくださってる方々はご存知だと思いますが、この処理の違いの影響を、契約ガッチャードが持つケミーのLvコストを0にする効果が受けてしまいます。
簡単に言うと、契約ガッチャード(および契約ガッチャードが契約煌臨元にある契約煌臨スピリット)が破壊以外の方法で待機状態になるとケミーのLv1コストを0にする効果が消えて、他に破壊以外の待機状態ではない契約ガッチャードが居ないとコアを置いてないケミーが消滅します。
また、契約ガッチャードを魂状態から召喚する場合、魂状態から召喚された契約スピリットは魂状態になっていた契約スピリットカードとは別のスピリットという扱いになるため、効果が召喚処理の途中で途切れてこの場合も他に契約ガッチャードが居ないとコアが載ってないケミーは消滅します。
一応、この挙動を利用してワザとケミーをトラッシュに送り、トラッシュからの蘇生効果や回収効果で召喚時を使い回す、ということもできるのですが、基本的に相手に利用されて盤面崩壊することの方が多そうなので、気をつけましょう。
(もっと言うと破壊でも、「破壊した相手のスピリットの効果を発揮させない。」効果で破壊されると、ガッチャードの効果が消えて、横のコアが置かれてないケミーが消滅してしまう。)
破壊とそれ以外の待機状態でなぜ処理が違うか?
その説明をする前に今の銀河の状況を理解する必要がある。少し長くなるぞ。
……いや銀河の状況は理解しなくてもいいのですが、実際長くなるのは本当です。
これまでのバトスピの歴史を語ることになるので……。
気になる方は、Lv0で破壊の廃止と消滅の導入、待機状態の導入と、手札/手元/デッキへ送る除去効果の待機状態導入あたりを調べてもらえればと思います。
……まぁ、まじで時間取られるので、調べない方がいいとは思いますが。
現在放送中の作品ということで、デッキを組みたい!という方も多いと思いますが、是非この辺は気を付けてもらえれば。
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最後に
色々と変化のある季節、皆さんも変わったことが多かれ少なかれあると思います。
ただ、それでも変わらずバトスピを楽しんでもらえたら、このブログを続けてる意味も有るかなと。
という訳で来週はアギトデッキを紹介予定です!是非読んでくだされば!
さて、最後に私的な宣伝ですが。名古屋でだいたい2月毎に非公認大会を開いてます。
名古屋近郊の方は是非ご参加いただければ!
さようなら、さようなら、さようなら。