-「決勝詩姫1」の軌跡- バトラーズツアー決勝出場者リグさん独占インタビュー!!
始めに
こんにちは。ガンスリに午後から参戦していたYoanです。
さて、バトラーズツアー、大盛り上がりでしたね!!
特に、決勝トーナメント出場デッキの割合で「詩姫1」を見て驚いた方も多いのではないでしょうか?
という訳で今週は、詩姫を使って見事決勝出場を果たしたリグさんへのインタビューの様子をお届けしようと思います!!
Yoan:今回は、詩姫で決勝出場を果たしたリグさんとそのチームメイトのお2人、京(みやこ)さんと蜥蜴さんにお話を伺っていこうと思います。まずは自己紹介をお願いします。
リグ:リグと言います。バトスピ歴は大体6年くらいです。で、詩姫で本格的に戦い始めてからは約3年くらいです。
詩姫の中でも「リアス・ウロヴォルン」と「リオル・ティーダ」をメインとした「リアリオデッキ」がお気に入りで、(対戦では)基本的にそれしか使っていないです。よろしくお願いします。
京:京といいます。星座編からやったりやらなかったりを繰り返していて、計8年くらいやってます。
最近は詩姫P専用のディスコードサーバーの運営をリグっちと一緒にやったりしています。好きなデッキは赤のパワー系です。
蜥蜴:蜥蜴です。センチュリオンデッキでバトスピを始めた気がします。歴は大体8年くらいかな。サーガブレイヴを見て復帰しました。
最近だと紫黄白のデッキを握っていることが多いと思います。特に零契約がお気に入りです。
Q:今回使用したデッキについて教えてください。
リグ:契約の「ずっと一緒に リアス・ウロヴォルン」を主軸にした「リアス・リオルデッキ」を使用しました。
契約リアスのカウント増加とコアブ効果をうまく活用するために、オープンするカードの採用枚数に苦心しました。
そしてフィニッシャーの「白黒幻奏 リオル・ティーダ」のライフバーンで衣装のリアスかリオルをめくらないといけないので、そのバランス調整も大変でした。
あとは、万人から見ても「リアリオだ!」ってわかってもらうためにも、防御札とブレイヴ以外は詩姫のカードだけで構築するようにしました。
ほとんど純構築と言える「リアリオ」で自分の中では自信作のデッキです!!
(記事の最後にリグさんの使用したデッキのリストも公開されているので要チェックです♪)
Yoan:確かにほとんど詩姫だ!!バジャーダレスやスコルエンペラーといった汎用バーストすら入ってないですね。
リグ:そうですね。結局のところ。外部枠(詩姫以外)のカードを増やしてしまうと、オープン回収の確率が下がってしまって……。
特に、「ムゥ」のオープンは1枚なので、防御札なんかを落としてしまうと今後の展開が致命的になってしまいます。そのため、最大限自分の動きができるように外部カードは最低限に絞っていました。それが、何回も構築を繰り返して最終的にたどり着いた結論でした。
デッキに関しては後日noteを執筆することにしたので、そこで詳しく解説できればなと思います。
Q:大会までどのように練習をしていましたか??
リグ:練習はディスコードのサーバーで、ここにいる京と、蜥蜴さんと、あともう1人の計4人で調整をしていました。
自分は環境デッキを対面理解のために作ることはあってもほとんど回すことがないので、ほかの3人に環境デッキを使ってもらって練習をしたり、対面の意見交換をしていました。
あと、練習相手の3人も詩姫を使っているので、構築の相談にも乗ってもらって、トライ&エラーの繰り返し、って感じでしたね。
Yoan:京さんと蜥蜴さんは、練習相手を務めるにあたって意識していたことはありますか?
京:今回りぐっちの使っていたデッキって、「一定ラインまでカウントを貯めないと負けてしまうデッキ」だったんですよ。
なので、序盤で2~3カウントを貯められる動きが必ずできるようにして欲しかったので、相手の対面や妨害カードに合わせての動き方を提案して、実践してもらってました。
蜥蜴:僕のほうは、まず試合数を重ねていく上でもちろんリグさんのデッキ内容やプレイングは知っていたんですけど、対戦をするときにはなるべく初見のつもりでデッキを回すようにしていました。
例えば、リアリオデッキだと、ライフが2になるとリオルの貫通で負けちゃうのでライフ3以上を維持したいんですけど、通常のプレイングであれば(対面にもよりますが)コアを貯めたいからライフで受けがちですよね。なおかつ、自分「こういうのされたら嫌だなぁ」ということを考えて、対戦後に共有していましたね。
Yoan:最終的にどのくらい練習しました??
蜥蜴:大体週2~3回で、1回につき最長5時間くらい練習していましたね。
リグ:不定期だったけどね(笑)
蜥蜴:まぁ日常的に集まってたし……。「集まったしやるか」みたいな(笑)
京:今回のバトラーズツアー以外の非公認などのイベントの前後でも、その時の環境に合わせた調整をしていましたね。
何回も経験を積んでこそ見えてくるものがあるんじゃないかなって考えているんですよ。実際、調整を繰り返した結果、蒼波や突契約にも安定して戦えるようになっていましたね。
Q:当日気を付けていたことや、集中するためにしていたことはありあますか??
リグ:とにかく、練習でしていた基本的な動きを徹底していました。気を抜くと誘発やバーストでやられてしまうので、そこは常に意識していました。
他には相手の手札の枚数だったり、公開情報が何かってのもかなり意識していましたね。その結果で勝てた試合も多かったです。
対戦前は毎回トイレに行ってたかなぁ。緊張はあんまりしてなかったんですけど、トイレに行ったり、飲み物を飲んだりして更に気持ちを落ち着かせていました。
あとは、決勝前にウィダーのラムネ味を飲みました。これは、非公認とかショップバトルの前とかにもやってる自分の中でのルーティンになっていましたね。
Q:当日を振り返って
〈リグさんの当日の結果〉
・予選
蒼契約×
紫エヴァ○
花契約○
アマテラス○
ランポGS○
幻契約○
5-1 30位予選抜け
・トーナメント
蒼契約○
紫エヴァ×
Yoan:決勝で蒼契約に勝っているんですね!
リグ:はい。相手が防御札を握っていなかった。というのもありありましたが、日ごろの練習の成果がでた瞬間でもありましたね。
リアリオの特徴の1つである低コストビートの側面を活かして攻撃しながら戦っていました。
Yoan:大会を振り返っていかがでしたか??
リグ:正直に言うと、リアリオの一番いい動きができた試合は1つもなかったですね(笑)。
このデッキの1番理想的な動きは「新世代八咫烏孫市 黒曜の徒」のミラージュセットなんですけど、本番では1度もできませんでした。
なんなら序盤手札事故をした試合もあって……、まったく動けなかった試合はなかったんですけど、動きにくいな、って試合ばっかでした。
なので、さっきも言ったんですけど、基本を大事にして、知らないデッキのときはカードをちゃんと確認して、知ってるデッキのときは練習通りの動きができるようにしました。
ただ、チームメイトの全員が紫エヴァを握っている人がいなかったので、そこは経験でしか動けませんでしたけどね(笑)。想定していた最良の動きができた試合はありませんでしたが、プレイングのミスはなく、後悔の残った試合もありませんでした。
最後の紫エヴァとの戦いも、負けはしたんですけど、最善なプレイングはできたのかなと思っています。対戦相手の方もとても賞賛してくださって、最後には握手まで求められました(笑)。
ずっと推しのデッキで戦ってきて、それが認められた瞬間だったのかなと思いました。
Q:大会で結果を残した感想は??
リグ:満足、この一言に尽きますね。ただ、それと同時に悔しかったです。ここまで来たら優勝したかったです。
自分がリアリオを握っている理由として「自分が強くなりたい」というよりは「詩姫(リアリオ)でもここまでやれるんだぞ」ってのを広めたいって理由もあるんですよ。
なので、決勝の舞台で、その様子を見せたかったです。今回初めて公式の大型大会だったんですけど、ここまで結果を残せたのは満足です。
Q:反響とかはありましたか??
リグ:大会結果のポストが、X(旧twitter)で1番リポストといいねが付きましたね。で、エゴサとかではないんですけど、「詩姫」とか「リアリオ」で検索して、その反応を見てたりしてました。あと、普段から俺がリアリオを握っていることを知っている人からもお祝いの言葉がたくさん届いていましたね。メチャクチャうれしかったです。
Yoan:リグさんの戦績を聞いたときの蜥蜴さんと京さんの心境を教えてもらえますか??
蜥蜴:リグさんの練習相手を務め始めてからそろそろ1年経つんですけど、努力の姿を近くで見てきたからこそ、それが報われたのがとてもうれしかったですね。自分も逆張りをする人間なのでそういった意味でもうれしかったりしました(笑)。
自分的には当日メチャクチャ熱かったです!!次は配信卓で戦っている姿と、話題になっている姿がみたいですね(笑)。
Yoan:僕も、リグさんが決勝に行ったと知った時には周りに自慢しまくりましたね(笑)。「この人、自分の身内なんだぜ」って(笑)。
一同:(笑)
蜥蜴:俺も似たようなことしてましたわ(笑)。当時ディスコードにいたんですけど、知り合いと一緒に盛り上がってました(笑)。
京:昔話みたいになっちゃうんですけど、自分もチャンピオンシップの予選を突破したことがあるんですよ。
やっぱ予選突破する人って環境とかそういうのを理解してから行く人間がほとんどなので、我を貫くデッキで突破するってかなり難しいことだと思うんですよね。
で、りぐっちは「リアリオデッキで頑張る」って決めてから3年経つんですよ。ツアー当日自分は仕事だったんでサボりながら結果を気にしていたんですが、「予選突破した!」って報告を見た瞬間、泣いちゃったんですよね。
ついに自分を貫いてりぐっちが結果を出したって考えたら、涙が出ちゃって(笑)。その後接客をしていたんですけど、涙声だったのでお客さんに心配されちゃいました(笑)。
1人の詩姫Pとしてもバトスピプレイヤーとしても本当に尊敬しますね。
Twitterでも「お前がナンバー1だ」って声を掛けました。
Q:最後に一言お願いします。
リグ:自分にとってリアリオって本当に推しなんですよ。リアリオを使うためにバトスピをやっているという感じで。だからと言って同担拒否という訳でもなく……とにかく、いろんな人にリアリオの魅力を知ってもらって、1人でも多くの人にリアリオを使ってみてほしいです!!
最後に
今回はインタビューの様子をお送りしましたが、本当にリアリオに対する愛が伝わってきましたね。デッキの写真もいただきましたが、なんとフルレート!!リアスのウェディングもしっかり3枚揃っています。いや、ホントにスゴイ……。
これからのリグさんの活躍にも注目ですね!!