第6回CoreMasters考察
はじめに
皆さんこんにちは、うらら(@urara_iws)です!
先日、第6回Core Masters福岡大会が無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、プレイヤーを応援していた皆様、本当にお疲れ様でした!
さて今回は、そんなCore Masters福岡大会のデッキ分布をご紹介していきますので、最後までお付き合いくださいませ!
デッキ分布
まずデッキ使用率ですが、一位から順に「緋炎」「蒼波」(同率)、「碧雷」、「白コン」という結果になりました。
今大会、禁止・制限改訂前に行われる最後の大会ということもあり、リバーサルドラゴン(緋炎)やシンクロノス、ヴァルシャルク(蒼波)といったフィニッシャーが大変多く採用されていました。
また、コアマス恒例となってきている「白コン」や「導魔」などの、盤石な布陣を築くアーキタイプも多く確認できますね。
その中でも「導魔」は、決勝トーナメントへと駒を進めた数が圧倒的に多いアーキタイプとなっており、「ビートプランを止めながら、自分の足場を確保する」という"バトスピ戦略の基礎プラン"をしっかりと立てられるデッキとして、現環境で頭一個抜け出ている印象です。
ゲームバランスと採用カードの変化
1.ゲームバランスについて
《契約編》に突入してから「龍皇杯」「コアマス」と大会環境を俯瞰してきましたが、一番肌身で感じていることは「ゲーム終了までの時間が、圧倒的に短くなった」ことです。
一般的に大会序盤というのはExtターン(猶予ターン)にもつれ込む卓が多く出るものです。
しかし《契約編》に突入してからというもの、Extターンによるスケジュールの後ろ倒しが大幅に減少しました。
これは大会スケジュールを管理しているからこそ気づいた部分ではありますが、やはり《契約》カードの登場により、「先後攻の重要性」や「今ある手札でどう処理するか?」といった"プレイング面"がかなり重要視されるゲームへと変わり、よりプレイに磨きをかけた猛者ほど一瞬で決着をつけられる環境へ変化していることを実感できます。
2.採用カードについて
採用カードに際しても、今までより「不確定要素が高いカード」が採用されるようになりました。
例えば、ファラオムやカシウスといった採用枚数や使用時がプレイヤーによって異なるカード、導魔の魔導神殿を除去するための緋炎のバスタースピアなど、「このデッキといえばコレ」といったテンプレートがなくなりつつあるのが《契約編》の醍醐味だと感じています。
単にレシピをパクるだけでは勝てない、その人の手に馴染む形でチューンアップできるのがこの《契約編》ではないでしょうか。
これからのCore Mastersについて
今回の福岡大会を最後に、動画チーム「W-ONE」様がCoreMasters運営チームから脱退する運びとなりました。
我々としてもW-ONEさんの地元、九州エリアで開催できて大変光栄に思っています。
今後のコアマスですが、もちろん大きな路線変更はありません。
開催エリアも、向こう3大会分まで決定しており、今後の開催に向けて現在も準備している最中です。
また、大変好評をいただいているChampion及びFinalistプレイマット、販売サプライの方も現在大幅なデザインアップデートを進めています。
Core Masters2年目は「より面白いイベント」を目指して運営して参りますので、これからも何卒よろしくお願いします!
それでは!!