目指すはデッキ最深部、【使徒】
始めに
こんにちは、パターンオレンジ、マレです。使徒とは認められませんでした。
使徒はパターン青、それ以外はパターンオレンジと識別されますが、危険な使徒ほど警告色としても使われるオレンジで示すべきでは?
というのはエヴァンゲリオンシリーズを観た人の100%が感じる点でしょう、サンプルは私1人ですが。
さて今回は、7月30日発売のコラボブースター「エヴァンゲリオン シン実の贖罪」にて超絶強化を貰った使徒を使ったデッキのお話です。
デッキリスト
以前の使徒デッキから、フィニッシャーへのアクセス方法と防御札にドローソースが新たに加わり見違えるほどに扱い易くなりました。
原作ではセントラルドグマ最深部のリリスを目指す使徒たちですが、バトスピではデッキの底を目指して侵攻してきます。
採用カード
第6の使徒 -攻撃形態-
使徒デッキ待望の強力な防御札です。
系統:「使徒」をもつカードがフィールドにいれば1枚を使い回して相手のアタックを半ロック状態にできます。
トラッシュに使徒が落ちていればセット中に破壊耐性を獲得するため、「発動できない」「発揮できない」といった効果でないと止められません。
フィールドに使徒がいなくても「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に堕とされるとは…」と合わせて後続の起点にできるため隙がありません。
セカンドインパクト
ゲーム中1回かつトラッシュに使徒が4種類必要ですが、使徒以外の全スピリットの耐性を貫通して除去できます。
攻防一体のこの一撃をどこで使うかが使徒デッキ運用の鍵になりそうです。
ところで、セカンドインパクト≒天照界放なことにも驚きですが、セカンドインパクトと同等の一撃を乱発したあげく回復するグラン・テラスとそれをタダ撃ちさせるオモイカネの強さに戦慄しました。
彼らも実質使徒なのでは……?
まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に堕とされるとは…
名前長すぎんだろ……と思っていましたがこちらは26文字、バトスピ界には「さあ約束のときだ、碇シンジ君。今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」という32文字のマジックがあるので、こちらはまだマシな方なんですね。
このカードも「さあ約束のときだ、(以下略)」も渚カオルの台詞なんですよね。流石カオル君です。
ちなみに今回のコラボブースターでは「エヴァンゲリオン 超極限空間対応用特殊装備追加可能型 改8号機γ 両腕暫定的補強仕様 -武装コンテナ-」という47文字のカードも収録されています。上には上がいますね。
さて、脱線してしまいましたがこのカードこそ、今後の使徒デッキを回すうえで必須になるパーツです。
メイン効果でドローソースとして運用するのも良いですが、その上の効果がこのカードの真髄。自分の使徒が破壊されたときにこのカードをトラッシュに捨てると、破壊された使徒の名前をトラッシュにあるスピリットカードの名前にできます。
つまり、
1:トラッシュに「第9の使徒」、フィールドに「第4の使徒」、手札に「第10の使徒」とこのカード、という状態。
2:相手がこちらのフィールドの「第4の使徒」を破壊、その時ただちに手札のこのカードを破棄。
3:すると「第4の使徒」が「第4の使徒」または「第9の使徒」として扱えるようになる。
4:「第9の使徒」の破壊処理の後、第10の使徒の効果で手札から「第10の使徒」をノーコスト召喚。
というように、該当する使徒を召喚していなくても使徒のノーコスト召喚を狙えるようになったのです。
余談ですが、トラッシュにある「スピリットカード」という指定なので使徒とは関係ないカードを使ったお遊びの余地もあります。
最後に
いかがでしょうか、今回は新しい使徒デッキのお話でした。
デッキデザインに痺れてから注目していたデッキだったので強くなって嬉しいかぎりです。
セントラルドグマを目指して侵攻する使徒の様子をデッキ破壊、一体の倒すと次のやつやってくる様子を名称指定のノーコスト召喚に落とし込むという、バトスピのコラボカードの出来の良さ(強いとは言ってない)を改めて実感させてくれる良いデザイナーズデッキだなと思います。
本日はこのあたりで、さようなら。