なんでもかんでも踏み倒し煌臨!? 「輝石蒼波」
始めに
こんにちは。期末レポートの物量に押しつぶされそうなYoanです。
今週は一風変わった蒼波デッキを紹介しようと思います。
一体どこが変わっているのか?まずはレシピをどうぞ↓↓
デッキレシピ
レシピを見て疑問に思った方も多いかもしれません。なんせ通常蒼波では煌臨できないようなカードが入っているので、不思議に思うのも当然です。
しかし、このデッキにはそんな不可能を可能にしてくれるカードが搭載されています。
では、カードを個別に見ていきましょう。
カード紹介
輝石十二晶 九月聖者ムーン・ジェナーロ&輝石十二晶 十二月終神クロノデック
このデッキのキースピリットです。
各色2体ずついる「誕晶神」スピリットですが、共通効果として破壊耐性と煌臨条件を無視できる効果を持っています。
この条件無視はカウント条件なども無視することができるので、問題なく煌臨することが可能です。
下の「輝石奥義」は強力な効果が多いですが、このデッキは混色でトラッシュに他の色のカードが落ちることも多いのでオマケ程度に考えておきましょう。
コストが重いのがネックですが、緑デッキであれば軽減用のシンボルも確保でき、コアも溜まりやすいため、意外と普通に出せたりします。
雷狼牙王グローム・ランポ
本来は碧雷の煌臨カードですが、このデッキのフィニッシャーとして選出しました。
アタック時に重疲労とバウンス、更にはバウンスの体数に応じたライフバーンというとても強力な効果を持っています。
このカードをフィニシャーとして採用した理由は2つあります。
1つは、このカードはメタを踏みにくいというメリットがあります。
メインで煌臨ができるのでフラッシュタイミングで煌臨下を処理される心配がなく、煌臨時効果を持っていないので、カシウスやファラオムといっためんどくさいカードを誘発することもありません。
強いて言えばグラナート・ゴレムが心配でしたが、彼は監獄行きが決定しているため8月以降は遭遇することもありません。
2つめの理由として、相手の虚を突けるという点があります。
このデッキの場合、誕晶神を出すまでは通常の蒼波と同じ動きをしていくので、唐突に煌臨することによって相手から見ればかなり予想外の展開が可能になります。
アントラーウミウシ
デッキの潤滑油的存在です。カウント4以上で回復する効果を持っているので、下のシャックの効果を活用して手札に必要なパーツを引き込んでいきましょう。
また、煌臨時効果でトラッシュのソウルコアを回収できる、というのがとても強力で、アタック→回復→グラン・ジーク煌臨→3点2回アタックと自身がフィニッシャーとして活躍することも可能です。
セントガルゴモン
煌臨時のバウンス、煌臨中のスピリット/ネクサス耐性が魅力のスピリットです。
また、白のスピリットなので、グローム・ランポと同様相手の思考の死角から展開をできるという点が強いです。
ただ、今回は家で余っていたので採用しましたが、必ずしもコイツでなければいけない、という理由はありません。
なのでこの枠は自由に入れ替えられる枠として考えても大丈夫です。
最後に
このデッキは「初見殺し」を信条としたデッキになっています。
1回使ってしまえばタネが割れてしまうのではないか?と思う人もいると思いますが、このデッキの場合は煌臨の枠を適宜入れ替えることによって動き方やフィニッシュプランを全く別物にすることも可能です。
いわば「毎回初見殺し」をすることも(うまくいけば)可能なんです!!
今回はグローム・ランポをフィニッシャーとして持ってきましたが、煌臨持ちスピリットの数だけ戦術の幅は広がるので、皆さんも色んな戦略・組み合わせを試してみて下さい!!!