誰もが通る道、TCG用語のお話
始めに
こんにちは、好きな言葉はサーチとドロソ、苦手な言葉はハンデス、マレです。便乗ドローは甘んじて受け入れますが、捨てさせるのは勘弁してください。
TCGにはいわゆる「TCG用語」なるものが多数存在します。デッキ構築について調べていたら知らないTCG用語に出会う、という経験は誰しもが通る道でしょう。
知らない人が見ればTCG(トレーディングカードゲーム)もTKG(卵かけご飯)のスペルミスかな?と思われかねません。
今回はそんなTCG用語の内、カードの効果に関する用語のお話です。
シュート(コアシュート)
相手のフィールド上のコアをリザーブやトラッシュに移動させる効果を指します。
シュート(shoot)には「撃つ、弾き出す」という意味があり、コアをスピリットやネクサスから除去する様子を表していると思われます。
他のTCGでは、強力なカードを最速で場に出して勝利を目指すデッキに対して「〇〇シュート」など、デッキタイプの名前として使うようですが、バトスピではあまり見ない表現です。
こちらは「投げる、投げつける」等の意味で使われていると思われます。
代表的なカード
コアブ(コアブースト)
「コアブースト」の略称で、使えるコアを増やす効果を指します。
使えるコアの数が増える速度を「加速」させるため、コア「ブースト」と呼ぶようです。
他のTCGで、コスト支払いのリソースを増やす行為を「〇〇加速」と呼ぶのと同じ使い方ですね。
代表的なカード
サーチ
デッキから特定のカードを探し出す能力を指します。バトスピにおいてはデッキをオープンして特定のカードを回収する能力を指します。
デッキから「探す」のでそのまま「search」です。
他のカードゲームにみられる「自分のデッキすべてを見て、その中の特定のカードを手札に加える。その後デッキをシャッフルする。」といった能力は今のところ、ルール上使用出来ないプロモーションカード以外は存在しません。
代表的なカード
ルール上使用出来ないサーチカード
ドロソ(ドローソース)
名前そのまま、山札からカードを引く(ドローする)効果です。
ドローソースを略してドロソと呼ばれます。
代表的なカード
バーン(ライフバーン)
相手のライフを削る効果、またそれによって勝利を目指すデッキを指します。
TCGの起源、マジック:ザ・ギャザリング(以下MTG)の「稲妻」というカードが語源になっているようです。
稲妻は赤色のカードで、MTGの赤は「火や稲妻、情熱を怒りを具現化したもの。」(公式サイトの文より引用)とのことなので
赤⇒火⇒燃える⇒burn
ということなのでしょうか。
代表的なカード
バウンス
フィールドのカードを手札やデッキに戻す効果を指します。
フィールドに出てきたカードが再び手札、デッキに戻っていく様子から跳ね返る、弾むという意味の「Bounce」と呼ぶようです。
代表的なカード
ハンデス
ハンド(手札)をデストラクション(破壊)、ということで相手の手札を破棄させる効果を指します。
デスは死を意味する「death」ではなく破壊を意味する「Destruction」なのですね。
代表的なカード
番外編:バニラ
効果の記述を持たないカードを指します。
元々は英語圏の俗語で、バニラアイスにはトッピングが無く目立った特徴が無いことが語源のようです。
MODの入っていないコンピュータゲームを「バニラ」と呼ぶのと同じですね。
代表的なカード
最後に
いかがでしょうか。今回はカードの効果に関するTCG用語のお話でした。今後、「ランプ」や「グッドスタッフ」などのデッキタイプについての用語のお話もできたら良いなと思っています。
この記事が皆さんの良きバトスピライフの一助になれば幸いです。
それでは、さようなら。