最近質問の有ったルール&新弾ルール解説 7月編
はじめに
どうも、cessnaです。
という訳で今回は恒例のルール解説記事です。
今回はほぼ新弾についてなので、使う前に是非読んでいただければ。
ブレイヴとスピリットを同時に召喚するとき
瑠璃の竜騎士ドゥルケン
まずはこちら。
竜騎士に与えられた強力なバースト、瑠璃の竜騎士ドゥルケン。
スピリットでもブレイヴでも(現状居ないけどアルティメットも)「竜騎士」ならなんでも3体トラッシュから踏み倒せるこのカード。
「裏面がグラン・ドラゴニック・アーサーのソーディアス・ドラグーンと竜騎士専用ワイバーンを同時に出してそのままワンショットしてぇ!」
と、なるかもしれませんがバトスピのルール上それはできません。
スピリットとブレイヴを同時に召喚する場合、ブレイヴは同時に召喚するスピリットに合体させた状態で召喚する事はできず、直接合体で召喚するなら既に盤面に居るスピリットにしか合体できません(アルティメットも同様)
また、余談ですが異魔神ブレイヴは合体させるとき、1体ずつ順番に左右に合体させないといけません。
「竜騎士の創界石を転醒させて、ソーディアス・ドラグーン2体に一気に竜騎士魔神両側ブレイヴ!」なんてことはできません。
メインでならすぐもう片方に合体させればいいだけですが、アタックステップとかで異魔神ブレイヴを召喚したり、転醒させた場合、異魔神ブレイヴのもう片方にスピリットを合体できるのは次の自分メインステップまで待たなければなりません。
必ず、片側にスピリットを合体する処理をしてから、もう片側にスピリットを合体させる必要があります。
基本的なルールではありますが、これから竜騎士を使う人も増えそうなので、気を付けるようにしましょう。
裏返す効果を使った時のカウントと転醒時
瑠璃の竜騎士ドゥルケン
またまた、こちらのカードについて。
こんどはこれの「召喚/破壊時」について。
これの効果で裏返す場合でも、カウントは増えるし、転醒時効果等の転醒したときの効果を使えます。
ここがややこしいのですが……。転醒カードが持ってる「転醒」は「転醒」という名前の効果であり、転醒する、とはルール上転醒カードが裏返ることを指します
なので「転醒」ではない効果で裏返っても、それは転醒したということなのです。
しかし、転醒カードが持っている「転醒」を発揮したわけではないので、そのカードが持ってる「転醒」にコアの移動など、裏返す以外の効果処理が有ってもそれは発揮しません。
例えばヴァン・ソロミューの召喚時効果で青の世界を裏返したい時。
青の世界の「転醒」効果を発揮したわけではないので、ソウルコアの移動はありません。
そのため、青の世界に1コア以上置いてない状態でヴァン・ソロミュー効果で裏返そうとすると、維持コアが無いためスピリット面に出来ず、転醒が中断されてそのまま消滅します。
その際、転醒が途中で中断されたためカウントも増えないし、転醒時効果も発揮しません。
逆に言えば、1コア以上置いておけば、問題なく転醒して、カウントが増えて転醒時効果も使えますし、青の世界の「転醒」を発揮してるわけではないので、カウントが6以上でも問題なく転醒できます。
効果の「転醒」と転醒という行為は別物である、というのをしっかり覚えておきましょう。
スピッツァーのタイミングが無いバースト
神火の英雄獣プロメテック・リュコス
さて、お次はこちら。
今回の目玉の緑のNXレアです。
こいつのカウント5以上のとき、手札/手元からバースト効果を発揮する効果ですが、スピッツァードラゴンの効果を使えません。
超星使徒スピッツァードラゴン
スピッツァーの効果を見て欲しいのですが、「バーストの発動を宣言するとき」とありますね?
バーストは「宣言」と「発動」の2つの段階を踏んで使用します。
1.バーストの宣言
・条件を満たしてから、バーストを発動するタイミング(便宜上、以降はバースト発動タイミングと呼称します)までの間で他の効果の解決中以外ならいつでも宣言可能
・バースト発動タイミングまでは、宣言して表向きにした後もセット状態のまま。
・スピッツァーのタイミングはここ
・実は滅茶苦茶バトルスピリッツのルールのバグみたいな挙動が詰まってるけど、そこを解説すると長くなるので今回は割愛。
2.バーストの発動
・発生している効果全てを解決した後、バースト発動タイミングに入る。バースト発動タイミングに入るとバーストの宣言はできなくなる。
・バーストはセット状態からバースト状態になり、バーストを対象とした効果以外受けなくなる。
・プロメテックのフラッシュ効果は宣言をすっ飛ばして、ここにくる
という感じ。
このタイプの効果、調べた限りコイツと超次元怪獣ギドラしか現状無さそうなんで、これら2枚を使う・使われた際には気を付けるようにしましょう。
「使えない」「使用できない」
さて、お次はこちら。
オデュッセイバーの手元ロック時にケッソクバインドで手元から顕現できるか。
これ、オデュッセイバーの効果に着目して欲しいのですが、「使えない」タイプのロック効果なんですね。
カノン・アームズを使ったデッキでも解説しましたが、「使えない」使用制限の場合、その効果を「使用する」ことも直接「発揮する」こともできません。
ケッソクバインドは「発揮する」とは書いてませんが、効果の処理的には「手元/トラッシュの顕現を持つカードの顕現を発揮させる」効果になるので、この制限に引っかかってしまうのです。
(念のため裁定が変わってないかを以前カノン・アームズを使う際に、バースト発動したクラウディブロウのフラッシュ効果で契約煌臨を発揮できるか、と質問して確認してるので、今後変更がない限りはこのルールのはず。煌臨も顕現も、持ってるカードが発揮する効果なので。)
なので、ヘルメス相手の対策としてはケッソクバインドはちょっと難しかったり……。
オデュッセイバーの手元ロックが無いときに手元にぶち込まれた顕現持ちの救出はできますが……。
新弾で強化されるデッキ同士故、使う事も多いと思うので気を付けるようにしましょう。
最後に
新弾で色々なカードが出ますが、また複雑だったり分かりにくいカードが増えたり。
気になるルールが有ったら、Q&Aを隅から隅まで、繰り返し読むことをお勧めします!
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それではさようなら、さようなら、さようなら。