実は結構めんどくさい！！ 処理順の話
始めに
こんにちは。青の世界のパラレルのカッコよさにつられてXレアパックをどのくらい買おうか悩み始めたYoanです。
さて、転醒編が始まって1年が過ぎ、真転醒編へと突入しました。この1年間で色んなカードが増えましたね。
特に覇導や魔弾など、バースト以外の誘発効果が増え、処理順がややこしい、なんて話もよく聞きます。
自分もバトルをしていて順番を間違えたり、逆に相手が間違っていたり、なんてことが多々ありました。
そこで今回は意外とめんどくさい処理順について解説していこうと思います。
まず、基本として覚えておきたいポイントはこの３つです。
�� 同タイミングの効果の提示は同時
破壊時、ライフ減少時には同じタイミングでブロック側→アタック側（ターンプレイヤー）の順に手札、フィールドの使用したいすべての効果の発動を宣言します。
�� 処理順はターンプレイヤーが指定
全ての効果を確認した後、ターンプレイヤーが発動の順番を指定することができます。
�� バーストの処理は全ての派生効果発揮後
バーストの効果処理はフィールド、手札から発揮する効果の処理が全て終わったあとになります。
この３つを踏まえて、召喚時とアタック時の流れについて解説していきたいと思います！！
召喚時の処理
１． スピリットの召喚
手札(あるいは手元)から召喚するスピリットを提示します。
フィールドのシンボルや効果による軽減の確認の後、コストを支払ってスピリットを召喚します。
２． 召喚時発揮前の提示
ついアニメと同じノリで「召喚時効果発揮！！」と言いたいところですが、このタイミングで『青の世界』や『南海の守護神リンクウ』など召喚時を阻害する効果が発揮する可能性があります。
リンクウこそあまり見ないカードですが、青の世界はまだまだ現役のカードなので注意しましょう！！
コアを増やす効果などは巻き戻しが可能ですが、オープンやドローなどの効果を使用してしまった場合、最悪ジャッジキルもあり得るので気をつけて下さい。
ちなみに、ノーコスト召喚に対するゼロカウンターもこのタイミングです。
３． 召喚時効果、召喚したとき効果の発揮
上記の提示がなかった場合、召喚時効果が発揮します。
対戦相手がカードの効果を知らない場合もあるので、大会などではテキストをお互いに確認しながら処理していきましょう。
４． 召喚時効果発揮後の提示
召喚時が発揮した後、『凍れる火山』などの手札増加後の効果や『轟覇天翔』などの手札からの誘発を処理します。
５． 召喚時バースト
召喚に関するすべての処理が終わった後、召喚時効果発揮後のバーストや手札増加後のバーストが発揮します。
アタックの処理
(A)大海門／(B)海門機兵オーシャンゲート・ゴレム
１． アタックの宣言
まずはアタックするスピリットの宣言をします。この時、『大海門』など、アタック宣言時の処理を行います。
２． アタック時の解決
アタックしたタイミングで「アタック時効果」、と『空牙一閃』などの「アタックしたとき効果」、そして『緑の世界』などの「疲労したとき効果」が同時に発生します。
この場合、ターンプレイヤー(アタックしている側)が解決順を指定し順番に処理していきます。
３． アタック後バースト
全ての処理が終了した後、バーストを開きます。
この時、アタックしたスピリットが存在していない場合、バーストを発動することはできません。
４． フラッシュタイミング
マジックやアクセルのフラッシュ効果、創界神ネクサスの神技を使えるタイミングです。
ブロック側→アタック側の順に宣言をしていき、お互いの宣言が無くなるまで繰り返します。
アタックが指定アタックの場合、フラッシュタイミングは省略になります。
お互いのフラッシュタイミング終了後、ブロック宣言をするか、シンボルの数だけライフを減らします。
《ブロックする場合》
５． ブロック宣言
(A)氷姫の創界石／(B)氷魔神姫
ブロック宣言をし、スピリットが疲労すると、「ブロック時効果」と『氷姫の創界石』のような「ブロックしたとき効果」、そして先ほどと同じく「疲労したとき効果」が同時に発生します。これもアタック側のプレイヤーが処理順を指定します。
６． フラッシュタイミング
アタック後フラッシュと同じくブロック側→アタック側の順に処理していきます。
７． BP解決
アタックしているスピリットとブロックしているスピリットのBPを比べ、一部例外を除き、BPが低い方が破壊されます。
８． 破壊したとき効果、破壊時効果の処理
バトルが解決するとスピリットの「破壊時効果」や『風蟲演舞』などの「破壊したとき/されたとき効果」が発生します。複数発揮の場合はやはりターンプレイヤーが解決順を決定します。
９． 破壊後バーストの処理
１０． バトル終了時の処理
これは誤解しがちな人が結構いるのですが、「バトル解決(BP比べ)」と「バトル終了時」の効果は解決タイミングが別です。一気に使わないよう注意しましょう！！
《ライフで受ける場合》
６． ライフ減少時の提示
『氷刃結界』などの手札からの誘発、『遺跡草原』などのフィールドの効果をお互いに全て提示してからターンプレイヤーの指定順に効果を処理していきます。
提示のタイミングは同時になっているので遺跡草原の効果でドローした氷刃結界を提示する、などといったことはできません。
７． ライフ減少後バーストの処理
８． バトル終了時の処理
こちらもBP解決によるバトル終了時と同様、ライフ減少後とは別タイミングの解決になります。
最後に
ここまで解説してきましたが、結構手順が多いのが分かります。
これらのルールを覚える、ということももちろん重要ですが、中には覚えていない人や分からない人もいると思います。そんな人には優しく教えてあげられるようにしたいですね。
ルールとマナー、それとある程度の礼節をわきまえて、お互いに楽しく気持ちのいいプレイをしましょう！！
