CoreMastersチャンピオンズインタビュー
はじめに
皆さんこんにちは、先日行われたバトスピ非公認大会CoreMastersを主催致しましたうららです。
本日は5/1に行われました、第一回CoreMasters優勝者のモリ選手、準優勝者のダヴィンチ選手にそれぞれ歴戦インタビューを行いましたので是非ご覧下さい!!
まずは第一回CoreMastersデッキ分布のご紹介です。
総勢114名からなるデッキリストの分布となります。
一見するとやはり「氷姫」が群を抜いてTeir1の座を牛耳っていましたね。今までの強化三昧の甲斐あってか、やはり大会でも安定磐石の使用率を誇っていました。
それに引けを取らぬ形で新規系統の「機竜」が、そして第3位にはなんと所謂アルパラデッキ(ラグナノヴァ含む)がトップシェアを占めていました。
アルパラノヴァデッキに関しては、優勝者のモリ選手も使用されていたデッキタイプですので、後ほど使用に至った経緯をお伺いしていきましょう。
以下、覇皇、イザイザと続き、海賊キャスゴ、ガンダムOO、竜騎士や赤/紫起幻、コラボデッキ(デジモン・仮面ライダー・ウルトラマン)などが少数ずつ見受けられました。
運営サイドの見解としては、ほぼ氷姫と同数を占めていた機竜デッキが決勝トーナメントに1名しか上がっていなかったことに驚きました。
他のデッキに比べてまだ強化が追いついていないことや、機竜の特徴である相手のリソースを潰して闘うバトルがし辛い環境にあったことが原因の一つかもしれません。
さてここからは、そんな混沌とした大会を見事制した優勝者の「モリ選手」準優勝者の「ダヴィンチ選手」のデッキを観ながら、お二方のインタビュー記事をご覧下さい!
まずはお二方の使用されたデッキレシピからどうぞ!!
デッキレシピ
チャンピオン
「モリ選手」使用デッキ
準優勝者
「ダヴィンチ選手」使用デッキ
チャンピオンのモリ選手は所謂、アルケーパラディンデッキ(以下:アルパラ)、ダヴィンチ選手はドラグノデッキとなっています。
モリ選手
攻防一体のアルパラデッキ。
一般的な相手のトラッシュからの動きを阻害する「遺跡草原」などのカードに加えて召喚時効果を阻止するカードが8枚も採用されています。
アルパラデッキは非常にカードレートの高いデッキとなっており、それ以外の採用カード選択がかなり難しいデッキタイプです。
メインとなるアルケーパラディンの力を最大限に発揮させるためのサブカードの選択が非常に難しいアーキタイプというわけですね。
モリ選手はアルパラに加えて、ライフ回復やハンデスによる捨て身攻撃で特攻できるリバイバルノヴァ(所謂ノヴァ型)や、氷姫のような耐性持ちのフィニッシャーをデッキ下送りにできるラグマンティスなどが採用されているのが特徴的です。
モリ選手ご本人から大会アフターコメントを頂きましたので掲載させて頂きます!
【モリ選手】
「今回使用したデッキは友人のレシピを回して貰い、覇王に強いボーンシャーク号を加えて全体に強く出れる様に調整しました。
マッチング運もありましたが、召喚時止めや神託止めが多くのデッキに刺さり、結果多くの対面で有利を取る事が出来ました。
特に環境に多くいる覇皇やイザイザや氷姫は召喚時効果を多様するため、召喚時止めを8枚採用し初手にかなりの確率で来るようにしました。
また、その内のスワロウテイルはドロソにもなる為、腐りにくくデッキを回すのにも非常に役立つ札となりました。
1枚1枚のカードパワーが高く、とても楽しいデッキです。」
ダヴィンチ選手
超攻撃特化のドラグノデッキ。
相手のリソースを叩き割りながら自分のテンポを作り出す赤本来の面白さをふんだんに楽しめるデッキとなっています。
メインフィニッシャーとなるドラグノ破壊神へ続く軌跡を辿るも良し、赤の世界と絡めた速攻チンパンジー攻撃で相手のライフを一気に叩き割るも良しの手札に応じたプランニングが立てられるのもこのデッキが強く出られる特徴です。
このドラグノデッキについて、使用者のダヴィンチ選手に直接お話をお伺いしました。
うらら:
本日は宜しくお願い致します。さっそくですが、今回使用デッキをドラグノデッキにした決め手をお伺いしても宜しいでしょうか。
ダヴィンチ選手:
「少しバトスピを離れていたのですが、それまでは紫起幻デッキを使用していたんですよね。今回新弾に合わせて復帰したのですが、OO(ダブルオー)や氷姫、覇皇に悉く勝てなかったことを受けて、コレはまずいとドラグノデッキを組むことにしました。僕の友達がこのデッキをオススメしてくれたので友達にはとても感謝しています。」
なるほど。確かに新弾で更に召喚時まで不発にされるようになったので、紫はかなり勝ち目が薄くなってきましたよね…
「あとは単純にドラグノ破壊神が好きだったからですね(笑)」
今回、見事準優勝という舞台まで登り詰めた訳ですが、苦しい場面・キツかった対面などはありましたか?
「アルパラやラグナノヴァと対面した時にBP勝負で勝てない場面がありました。こちらはドラグノ破壊神で一気にフィニッシュまで持っていっているので、ヴルムシューターからのノヴァ煌臨なんて動きが物凄くキツかったですね。唯一バーストを止められる新しき世界もドラグノ破壊神(コスト8)では効果を発揮しませんし。」
確かにドラグノは本来のバトスピの特徴である破壊とBP勝負を得意とするデッキなのでBP調節は大切かもしれませんね。
「もしこのリストを参考にされる方がみえましたら、真炎魔神などでBP上昇に加えてテンポを取るのがいいと思いますね。これは大会後の反省点でした。」
ダヴィンチさん、デッキ改善の反省点までありがとうございました!
最後に
今回は新弾発売から敢えて一週間経過させて行った大型非公認大会でした。
私の予想ではモリモリと新環境が揺れ動く予定でしたが、一週間経ったことで逆に前環境の頂点たちがトップシェアを誇るという真逆の結果になっていてとても驚いています。
さてそんな中、次回第2回CoreMastersも水面下で着々と開催準備を進めています。
次回また最新の環境で真っ先に皆様にお会いできることを楽しみにしています!
それでは!!!