転醒編3章カード考察
はじめに
皆さんこんにちは、うららです!
さていよいよ新弾「紫電一閃(ワールドブレイク)」の発売が再来週に迫り、来週にはもう全カードリストが公開されるのではないでしょうか。
現在公開されたカードだけでも、非常に興味深い効果をしたカード、ワールドブレイクの名に恥じぬような「世界封じ」のカードが沢山公開されていますね。
たとえばこちら。
「異海人ダイグソク」
異海人ダイグソク
異海人ダイグソク
イラストレーションも去ることながら、効果も非常に美しい新弾のコモンカード。
「アタックできず効果を受けない」
まさに生きた化石そのものって感じですね。
加えて、ソウルコアが置かれていないネクサスの効果を無効にする能力を持ち合わせいます。つまり、このスピリットが出た以上、フィールドで機能するネクサスはお互い1枚だけということになります。
世界を深海に沈めに来ましたね。
しかしこのスピリットのネクサス封じを含む効果、すべてLv1のみの効果なんです。
更に、このスピリットを「青」のスピリットとして造刷したことでも大きな調整が取られています。
基本、青デッキはネクサスを多用する場面が多い為、今後、敢えてこのスピリットを青デッキに組み込むことは少なくなるでしょう。世界ネクサスの環境が終わると必然的に姿を消していくと考えられます。
運営陣の「今回だけ止めさせて…!」という熱意が伝わってきます。 非常に良いカードバランス調整ではないかと感じています。
Lv2からはBP20000近くまで跳ね上がりシンボルも2つに。これほど高性能な3コスト3軽減のスピリットはかなり少ないでしょう。今後いつまた真価を発揮するか判らない、可能性を秘めたカードになっています。集め得ってヤツですね。
雷の四天王サカターノ・ベア
雷の四天王サカターノ・ベア
世界滅亡を目論むコモンのクマちゃん。
各色の世界系ネクサスに共通する効果「ネクサスの配置時」につけ依って発揮する新バースト条件が登場。
バースト効果ではネクサスを破壊し、そのまま召喚時効果でスピリットを破壊。効果を発揮させないことで【根幻回帰】を封じたまま世界ネクサスを除去できるという斬新にも非常に使い易い効果となっています。
「四天王」ということで、この他にもまだ隠れた3体の世界破壊カードがあるとするのならば、世界ネクサスを今まで通り“受け札”として利用していくのは少し厳しい環境が訪れるかもしれません。
また、今回から系統:「覇王」の強化が来るという噂の元、このスピリットも覇王持ち。残りの四天王も覇王を持ったバーストが登場するかもしれないと考えると、以前登場した「創界神ケイ」や「日昇ハジメ」などの旧カードも早いうちに集めておきたい所です。
今冬には覇王を象ったメガデッキも登場するとのことでしたので、これらの創界神も併せて買い得になるのではないでしょうか。
どちらにせよ、このクラスの性能のカードをコモンという枠で集められるのは、非常に有難いですね。
凶虎王の大創界石/凶虎王ジェイガゥル
凶虎王の大創界石/凶虎王ジェイガゥル
今回から登場した新たなネクサス「創界石」
今回登場した創界石ネクサスの主な特徴として、
・転醒カードである。
・配置時の【神託】が存在せず、効果名も【解封】へ変更。
・創界神の【神技】などの受けの立ち回りができる効果が少なく、【神秘】という【神域】に似た効果に変更。
・ネクサス/創界神ネクサスを対象とした効果を受けない。
このような特徴があります。
特に最初と最後に挙げた創界神ネクサスとの違いには慣れるのに少し時間が掛かりそうですね。
私個人的には、創界神ネクサスと創界石ネクサスで枠縁ぐらい変えてくれてもいいのになあと。
話は逸れましたがこの「凶虎王の大創界石」パッと見あまり心惹かれる効果が無さそうじゃないでしょうか。
私自身も後に紹介する「聖龍帝の大創界石」の奇抜な効果に目が行き過ぎて、コイツが一番弱いんじゃないかと感じていたくらいです。
めっちゃめちゃ強い
と言うよりも、裏返るの早過ぎ。
この一言でした。
もちろん引けてないとと言う話にはなりますが、引いた後、即座に君臨する2コストのフィニッシャーと表現すればその強さは使わずとも窺えるでしょう。
序盤は「緑の世界」の変更ドローを活かして探しに走り、手札に引き込んだ後はアタックコアブーストと併せてすぐさま【転醒】させることで、一瞬でゲームを終わらせることができました。まさにメガ級。
聖龍帝の大創界石/聖龍帝ディクトぜレン
聖龍帝の大創界石/聖龍帝ディクトぜレン
出ました今回の大御所。
転醒時効果のスピリット/アルティメット全破壊効果は、お互いの効果で防げず、破壊時効果も発揮されないことから、裏返った瞬間からこのスピリットの単独蹂躙が始まります。
【根幻回帰】、クロノドラゴン、【装甲】、高BP、その他フィールドに残る効果まで、バトスピの歩んだ軌跡を総振りしても誰一人としてフィールドに残さない効果を持つオバケが登場しました。
公式番組バトスピ エクストリームゲームで使用されていた「エクストリームカード」よりも断然処理能力と、それに伴う代償の大きいハイリスクハイリターンな効果を持ち合わせています。
唯一の救いは、このカードが裏返るまでに相当な時間が掛かること。これこそがこのカードを調整している鍵となっています。
こちら先程の「凶虎王の大創界石」と異なり、【解封】条件が「アタック」という強制条件である為、配置のコストを含め、相手に与えてしまうアドバンテージが多くあります。
そのため、召喚時効果による【解封】や、前弾の「ポセイドン・パスト」のように、アタックするけどライフは減らさない系スピリットのアタックを赤青のスピリットで効率良く行うのがおすすめです。
ポセイドン・パスト/ポセイドン・フューチャー
蛇王竜ガルメジャード※1
こちら先日のラジオで紹介されたカード。
イラストはラジオでうっすらとしか公開されておらず、その容姿が非常に気になるところですね。
このスピリット「C(カウント)ブレイク」と呼ばれる新効果を持っているようで、自分のカウントを4つ減らすことで、相手のフィールド、トラッシュ、リザーブのコア8個までをボイドに送るという「戦国六武将ムドウ」がゲーム中1回行えるような効果を、後半余ったカウントを利用して何度かやってやろうという長期戦に優れた非常に優秀なカードとなっています。
また、追加で別にも効果が付属してい流ようなのでそちらの効果も非常に気になるところです。※2
※1:口頭紹介の為、実名表記と異なる場合がございます。 ※2:実際の効果とは異なる場合がございますがあしからず。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は私うららが、現在公開されている中で気になったカード達をいくつかピックアップさせて頂きました。
新弾のカードにより魅力を感じて頂けていたら幸いです!
それでは!!!