Core Mastersレポート
始めに
皆さんどうも。この度フルアヘッドのライターを務めることになりましたODAです。
今回は名古屋で行われた128人規模の非公認"CoreMasters"に参加した感想を、大会自体のものとプレイヤーとしてのものを分けて執筆してみました。
コアマスの感想
まずはコアマスの感想
ここからは1人の参加者としての感想です
よかった点
会場につくとまず入口で手の消毒、フェイスガードを渡されました。
大会運営中も常に入り口のドアが開いており、換気もしっかり行なっていました。
このように、バトルをする卓も前後左右の間隔が取られていて、コロナ対策もしっかりしていて流石だなと感心しました。会場でのアナウンスも声が通っていてとても聞きやすかったです。
マッチングで使用していたトーナメルですが、100人弱が一気にサイトにアクセスするので重くなってしまうのではないかなと心配していたのですが、重くなることはなくとても見やすかったです。
決勝でも試合毎にこまめに休憩を取っていて、水分補給やお手洗いも困ることなく済ませられました。
改善点
トーナメルの都合上仕方ないのかもしれませんが、連番でマッチングする(一緒に参加した身内とマッチングする)といったものが多く見受けられた事です。
せっかく100人弱のプレイヤーが集まって大会をしているので色んな人と戦うチャンスです。なので次回からは無くして欲しいですね。
プレイヤーとしての感想
今回は【導魔】
というアーキタイプのデッキを握ったのですが、最初からこのデッキを使うつもりは全くなかったです。むしろ候補にすらなかったです。
今回の大会を準優勝されたkomainu選手と調整する予定があったのでコアマスの3日前から岐阜に滞在していて、そこでこのカードを紹介されました。
ホーリーサイン
komainu「これ今まで導魔に足りなかったもの全て補えるからマジですごい!!」
とりあえず使ってみることにしました。導魔自体、ライフレースとリソースでアドバンテージを稼ぎながら勝つのが特徴のデッキなので、LOやワンショットのようなライフレースをしないデッキが苦手でした。
今環境にいる苦手とするデッキ(OO、ゴッドゼクスなど)にひたすら当てて調整してましたが、勝率が6〜7割と凄まじい結果が出たので急遽このデッキを使うことにしました。
そして当日のリザルト。
1.ゴッドゼクス 〇
2.ゴッドゼクス 〇
3.機竜 〇
4.海賊キャスゴ 〇
5.00 〇
6.白起幻 ✖︎
7.00 〇
決勝
1.赤白 〇〇
2.覇王 〇〇
3.覇王 ✖︎〇〇
4.導魔 〇〇
優勝🏅
ゴッドゼクス戦
2戦とも序盤からホーリーサインをプレイする事ができて、相手の【オワリノ世界】や【天魔 信長】
の効果を発揮させずに、こちらは盤面形成し攻め切る事ができました。
このデッキは【キングスコマンド】
が防御札に採用されてる場合がほとんどなので、4コスト以下のカードの維持や、相手が撃てるタイミングなどを考えながらプレイしてました。
機竜戦
あまり練習してなかったので自信がなかったのですが、現状の機竜のカードプールでは破壊時を発動させずに処理するカードが【機竜皇ヴェルトラオム】
しか存在しないので、こちらは【ドルイドの怪力神官ベルネリタ】
を積極的に立てる事を目標にしてプレイしてました。
【創界神デメテール】や【導きの少女ヴィーナ】
が容易に処理されるゲームだったのでリーサルが取りづらい試合でした。
海賊キャスゴ戦
この試合こそ、【ホーリーサイン】が活躍する対面でした。
相手のデッキのコンセプトが
【阿弥陀如来像】【最後の優勝旗】を始めとしたネクサスでコアブースト、【龍皇海賊団 船長ホワイトジャック】でリソースを稼ぎ、【機動要塞キャッスルゴレム】でデッキアウトを狙うデッキなので、 フィニッシャーやホワイトジャックの軽減となるネクサスのシンボルや効果を失くす【ホーリーサイン】は非常に相性が良い一枚になりました。
00戦
こちらも通常の導魔では不利と言われている対面です。ここでも【ホーリーサイン】が活躍しました。
このデッキの潤滑油でキルターンを一気に上げるカードである、【プトレマイオス】
の効果をホーリーサインで無効化できて、シンボルも失くなるのでこちらが先行して攻めることができます。
相手の防御手段も武力介入でのブロックや、【キングスコマンド】【選ばれし探索者アレックス】【絶甲氷盾】
の4パターンなので、相手のディスカードやバースト、持ってる札を予測しケアしながら攻め切る形で勝てました。
白起幻(氷姫?)戦
こちらも【ホーリーサイン】のおかげで【アイスパレス】【千年雪の裂け目】【白の世界】などの打点を広げる手段や、軽減シンボルの確保を邪魔できたので有効打になりました。
しかし
【氷奏の乙女エリザヴェータ+氷魔神姫】が導魔側は越える手段が【白晶防壁】しかなく、相手が【翼神機グランウォーデン】まで構えられてたので耐えられなかったです☺️
赤白戦
相性的に有利なのですが、【ホーリーサイン】がさらに拍車をかけてくれました。
赤白に入っている、【獣の氷窟】【凍れる火山】【バチマンドゲール】
などのヘイトネクサスのシンボルと効果を無効にできるので、相手が【天照龍神グランテラス】
で攻めに行くまでのターンが遅くなります。
その間に【鉄壁ノ盾】、オープンで見えた【アルテミックシールド】
をケアしながら詰め切りました。
グランテラスで攻められてもいいように【約束の魔女エルネーゼ】を、フラッシュ効果でLv3で召喚できるようにコアを残したりなどのBPラインを意識しながらプレイしました。
覇王戦
このマッチは半年前くらいからやっているので色々意識しなきゃいけない事があったのですが、【ホーリーサイン】で何が変わったかというと、【日昇ハジメ】の神技が使えなくなったり【英雄王の神剣】の効果が消えたり
など、新しいアプローチの仕方ができるようになったので攻めの幅が広がりました。
いつも通り、【ドルイドの占い師セイラム】+【導魔神】と【ドルイドの怪力神官ベルネリタ】のほぼ確実に詰め切れるプランがあるので、そこに辿り着くように意識しながらやってました。
導魔戦(ミラー)
導魔ミラーをした事があるプレイヤーならわかると思うのですが、ミラーが1番不毛です。
自分が意識してることは3つあって、1つ目は序盤の盤面形成をするターンで、【ゴッドシーカー ドルイドの占い師セイラム】や【パイオニア力天使ファナエル】で一点アタックしておくことです。
相手のライフが3から【白晶防壁】を要求させるプレイができるので、そこに早く辿り着くための序盤の一点は大切になってきます。
2つ目は【引っ込み思案のドルイド僧リルラ】転醒→【豊穣の女王神テスモポロス】提示の攻め方をしない。
これは個人的な考えなので全然スルーしてもらって構わないのですが、ミラーでやる際は裏目が大きいプレイだと思います。
まず【テスモポロス】の召喚で確定で一体処理しなきゃいけないので、相手の【テスモポロス】を踏む可能性もあります。
【テスモポロス】が殴るまでに確実にフラッシュを一回挟むので、そこで【約束の魔女エルネーゼ】を撃たれたりするとアタックまでいけなくなります。
なので、【デメテールの魔導神殿】を裏返したり、【テスモポロス】を素出しして殴ったりなど、確実に打点を取りにいける方法で殴ろうと意識してます。
3つ目は横のスピリットを潰さない事です。
相手が【白晶防壁】を持ってない時はほぼ【エルネーゼ】でアタックを防ぐプレイを受け側はすると思います。
そのとき【エルネーゼ】の指定はこちらのアンブロが付いた6.7.8のスピリットがメインだと思います。
そこで指定されなかった小型のスピリットで殴ってブロックされてトラッシュに行った時に、【デメテールの魔導神殿】を転醒させたり、テスモポロスを提示したりして打点を追加します。
BP負けを狙わなくても、攻めで【白晶防壁】を使ってスピリットをトラッシュに置いて【デメテールの魔導神殿】転醒などのプレイもします。
今の話をまとめるとわかると思うのですが、【デメテールの魔導神殿】
がミラーでは強いです。
最後に
この記事をここまで読んでくれた方本当に感謝してます。毎回愛読してくれると嬉しい限りです。
これからも毎週色んな記事をこちらで上げていきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
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