駆け上がれ、神の名を持つ赤き龍。【契約アポローン】
はじめに
こんにちは、ウマ娘の「ダイタクヘリオス」と「トーセンジョーダン」の区別がついていない時期があったマレです。
どっちも“青いギャル”の印象だったものですから……。育成シナリオを終えたら流石に分かるようになりましたが。
今回は、そんなギャルウマ娘と同じ神の名を冠するカードを含む、4/27(土)発売予定の『契約編:真 第1章 神々の戦い』に収録される『メガデッキ 太陽神の顕現』の強化パーツたちについて、雑感と投入したデッキについてお話できればと思います。
※この内容は、2024年4月18日時点での情報を元に書かれています。
カード紹介
白鴉竜コラクス
メタカードのメタカード。流れ弾でパルム率いる幻契約も打撃を受けています。
「ゴッドブレイク」などの創界神ネクサスへのメタを発揮するマジックカードを破棄するのが主な役割になりそうです。
他にも、ターンに1回の制約付きでトラッシュから回収できる効果を持っており、自壊することで次のターンも確実に《神託》ができる……と思いきや創界神のコアを1つ消費するため、創界神を2枚以上配置してないと、結局自分創界神の総コア数は増えません。
なんならエンドステップに回収して次のターンに召喚するとなると、相手ターンに使えるコアの数は減っています。残念。
総じてあまり使い易そうな印象は受けない一枚です。環境にメタマジックが蔓延したら選択肢に上がるかもしれませんが。
せめて系統:「眷属」をもっていて欲しかった。
双銀河龍リンドブラッド
「審判蛇ツイノムシバミ」みたいなノリのカード。やはり自身で完結した効果は美しい。
必要カウント数は多いものの、「ホワイトホール・ドラゴン」をミラージュセットして破壊上限を増やしてやれば、召喚/アタック時の“破壊対象の効果を発揮させない”破壊効果で「頂天龍皇ジークフリード・ゼニス」を超えられると思うと、少しワクワクしてきます。
太陽創神龍ヘリオ・ライジング・アポロドラゴン
リメイクに恵まれないことでお馴染みだった「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」が、ギリシャ神話の太陽神、ヘリオスの名を冠して登場です。
ヘリオスとアポローンはいわゆる“同一視”されている存在なので、太陽神が二柱いるじゃん問題は発生しません。多分。
おおむね「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」と「太陽皇ヘリオスフィア・ドラゴン」の効果を組み合わせたテキストになっており、“指定アタック”と”コア回収”効果を持っています。
アポロニア・ヴァーン等のフィニッシャーと合わせて使用難度高めのリーサルプランが組めたりするのかなぁと想像してみたり。
【契約域】のオープン枚数を増やす効果も単純ながらライフバーンの発生確率を上げつつ、より手札を増強できるようになる良い効果です。
余談ですが、フレーバーテキストで創界神アポローンがこのスピリットをダンに預ける(?)という構図を読み取れますが、オリジナルの「太陽神龍ライジング・アポロドラゴン」もアニメ『バトルスピリッツ ブレイヴ』にてゾルダー・グレイヴ(CV:櫻井孝宏さん)から主人公である馬神弾へ手渡されたカード、という経緯を持っていたりします。
つまりアポローンも、実質は櫻井孝宏さんが演じていると考えて良いわけです。(暴論)
太陽樹
燃える木。Lv2効果は間接的なカウント増加効果と考えることもできます。
とはいえ、Lv1から発揮するドロー効果がターンに1回:同名の制約があるうえ、【神託】のバリューを落としてしまうので使い道はあまりないように思います。
フレーバーテキストは面白いです。燃える木が一般的にみられる世界、とてつもなく暑そう。
デッキリスト
で、上記のカードを加えてみたデッキがこちら。
デッキの2分の1が系統:「眷属」/「締皇」をもつカードになるように調整してみました。
その結果、消えたスピッツァードラゴンの霊圧。
新弾発売以降に、もう一度取り上げられたら良いなと思っています。
最後に
以上、『契約編:真 第1章 神々の戦い』に収録される『メガデッキ 太陽神の顕現』の強化パーツを見ていきました。
去年の「魔卿執事バランドール」のような“1枚の明らかに強いカード”による強化ではなく、あくまでも“デッキ全体の地力を上げる”ことをコンセプトに強化がなされているように感じました。
背景世界では「契約神ハデス」に支配権を握られてしまっている様子のアポローンさん、はたして対戦環境の主導権は握れるのか、楽しみなところです。
また次の記事でお会いしましょう。