最近質問の有ったルール&新弾の分かりにくいカード解説 5月編
はじめに
どうも、cessnaです。
という訳で今回は恒例の最近質問されたルールについて。
今回は新弾もあるので、新規カードの分かりにくいカードも解説しようかなと思ってますので
消滅待機状態のビーストペンチがいるときに動玩が破壊されたとき
ビーストペンチ
まずはこちら。
ビーストペンチがLv2以上の時に消滅させられて、その待機状態の時に横の動玩が破壊されたとき、その横の動玩は残せるの?という質問。
そんな状況あるの?と思うかもですが、新弾の魔導の契約神ハデスの契約技でミラージュセットされてる魔導鳥将ナベリダスのミラージュ効果を発揮したときとか、割と起きうる状況です。
直感的には、消滅待機状態のスピリットにはコアが置かれてない為、Lvを参照できなさそうですが、消滅待機状態のスピリットはどのLvで消滅したかの状態を保持しており、そのLvの消滅したときやフィールドを離れるときの効果を発揮出来ます。
消滅したビーストペンチ自身を残せるのは勿論、消滅待機状態の間でも消滅したときのLvが2以上なら派生効果で除去される横のスピリットも残せるのです。
ただし、ハデスとナベリダスの場合、ナベリダスの効果とビーストペンチの自身を残す効果が同時に反応し、ターンプレイヤーが順番を選んで解決するのでビーストペンチの自身を残す効果から解決すると、ビーストペンチはライフから1個置いて残す関係上、Lv1になってしまうので、ナベリダスの破壊から動玩を守れません。
使う際、使われる際、どちらも注意しましょう。
魂状態のスピリットカードの色を参照できるか
お次は魂状態のプチフェニル効果でカウントが増えた場合も色を参照してジゴ・トゥールを開けるかどうか。
結論から言うと、問題無く開けます。
ベヒードスXVなどの、ラオン関連のカウント増加時に手札に戻せるカードが
「トラッシュにあるこのカードは、魂状態/煌臨元を含む自分の「相棒獅子ラオン」の効果で自分のカウントが増えたとき、手札に戻せる。」
という指定をしてるせいで勘違いされやすいのですが、色とか系統とかの情報は魂状態だろうと参照できます。
じゃないとガット関連の「緋炎」を持つ自分の効果で破棄されたとき系の効果が大分酷いことに
発揮元の情報は、発揮元から浮き出た効果が持っている、というふうに考えてもらえれば分かりやすいかと。
ハデスの契約域について
最後は最近話題のハデスの契約域でハデスの上からコストを払ってフェンレーゼを召喚した場合、フェンレーゼの召喚時で召喚したスピリットの分の神託はできるのかどうか。
実の所、ハデスの書き方は類似効果と違い、現状どちらともいえない。というのが正直なところです。
なんで、今回はなんでこんな面倒なことになったのかをお話できればと。
というわけで過去の類似効果を見てみましょう。
創界神ホルス
こいつの神技を見てみましょう。
「この効果で《神託》は発揮されない。」と書かれてますね?
「この効果で」とあるので例えば
天空勇姫ネフェルス
オープンされたときにアクセルを使用でき、そのアクセル効果で自身を召喚できるネフェルスを神技で捲った時。
神技で召喚した爪鳥の神託はできませんが、ネフェルスはネフェルス自身の効果で召喚しているため、ネフェルスの分は問題無く神託ができます。
「この効果で」なので、神技から派生した効果で召喚された分に関しては問題無いよ、ということですね。
で、ハデスの契約域を読んでみると
このネクサスから支払ったとき、《神託》は発揮されない。
と、過去の神託は発揮されない効果とは違う書き方がされてます。
ここが今回面倒なところで……最近のバトスピはテキストをカード内に収める為に色々省略することが多いのですが、これが「この効果で」が省略されて過去の類似効果と同じ挙動をするのか、それとも派生効果まで発揮されないのか、っていうのが読み取りにくすぎるんですね。
過去カードから考えるとフェンレーゼの召喚時分は問題なく神託できそうなのですが、過去カードとは書き方がちょっと違うのも確かなので、なんとも言えないのが現状ということです。
8割ぐらい、神託できそうではあるのですが……。
バトスピのQ&A更新はだいたい金曜日なので、これから毎週金曜日の夕方はQ&Aを確認しましょう()
とはいえそれまでもSBとか色々有ると思うので、そのときはジャッジの指示に従う形になりますね……。
そもそも今回みたいな常時効果にターン1でなにかをする効果がくっついてるのが結構珍しい効果で……Q&A更新がホントに待たれる。
最後に
バトルスピリッツ、基本的に放任主義なので、「みんなこのカードの挙動とかルールは知ってるよね?」って前提で効果出すんでその度にめんどくさい事に()
その分は、しっかりルールマニュアルを読んだり、Q&Aを読んで埋め合わせないとです。
それでも今回のハデスみたいな判別不能なのがあったりするのですが
それではさようなら、さようなら、さようなら。