第5回!大会で実際に有ったルールの質問
はじめに
おはようございます、ようやく2次予選の権利を手に入れたcessn@
今年のシステム考えたやつぜってぇ許さねぇ!
ガチで地獄の日々だった……交通費が割とバカにならないし、交通費払って抽選落ちとか1没とかで……もうホント……ホント……
という訳で今回は権利を取ったデッキを紹介!……しようと思ったのですが!
ライター間で新弾の紹介するデッキを調整してたんですが、来週新弾を使った蒼契約のデッキを紹介することになり……割と内容が被る感じになってしまうので
という訳で今回は大会であったルールの質問の第5回目となります!
カノン・アームズって合体先のスピリットの効果で破棄した色のカードも使えなくなるの?
雷神砲カノン・アームズ
最近話題のカード、昔から個人的に好きでティブロとかオリハルコン・ゴレムと組み合わせて使ってました。
質問の答えですが、先ほど挙げた2枚と組み合わせてることから察せる通り「使えなくなる」が回答となります。
「"このスピリットの効果で"破棄したカードと同じ色の手札のカードを使えない」
なので合体先のスピリットの効果や、ダブルブレイヴ出来る効果でケルベロードと合体してれば、ケルベロードの効果で破棄したカードの色も相手は使えなくなります。
破棄ならなんでもいいのでバースト破棄とか、ミラージュブーストでのミラージュ破棄でもカノン・アームズの効果は反応します。
因みにこれ、昔のガバガバテキストだからではない、と個人的に思います。
当時の連パンするタイプのアタック時デッキ破棄カード、先ほどのオリハルコンみたいなカードとかアレクサンダーとか。
連パンしてライフもデッキも狙えると言えば聞こえはいいものの、減らしたライフで2回目のアタック時以降に防御札を使われたらかなり面倒です。
こういったカードを強化するために出したんじゃないかなぁと、思うのです。
まぁ、手札破棄したりバーストを破棄したりするのは完全に想定外だったでしょうが……。
また、カノン・アームズに関する別の裁定なのですが、カノン・アームズの効果で黄色のカードが使えない時に、クラウディブロウをバースト発動からフラッシュ効果で契約煌臨することは出来ません。
カノン・アームズのテキストは「カードを使えない」なのですが「使えない」の場合カードの効果 汎用 その他Q&A 42より
Q.今の状況では「使えない」効果を、「発揮する」と書かれた効果によって発揮できるの?
A.いいえ、発揮できません。「使えない」場合は、その効果を「使用する」ことも直接「発揮する」こともできません。
とあり、クラウディブロウのフラッシュ効果は手札の契約煌臨を発揮させる効果なので使えないという訳です。
(僕も「発揮する」と書かれてないのでどうかなと思ったのですが、ナビ電の回答から今回の挙動になるそうです)
ただし、バースト効果の方で手札から金雲持ちを召喚することはできます。
「使えない」は指定領域のカードが効果を発揮するのを止めるので、外部から手札のカードを召喚/配置するのは問題ないという訳です。
また、手札保護がある場合は問題無くフラッシュ効果で契約煌臨出来ます。
前に手札保護も貫通できると勘違いしてる方も居ましたが流石にそこまで強くはないです()
また、「使用できない」の場合は問題無くバーストで開いたクラウディブロウのフラッシュ効果で契約煌臨出来ます。
なんで……と言われるとそういうルールとしか言えないのですが(多分本来はトラッシュ封じの効果の為に作ったルールなの……かも)
日本語としては「使えない」と「使用できない」は同じ意味ですが、バトスピでは挙動が違うので注意しましょう。
次の質問ではTwitterでも片方のルールが話題になった件です
カウント3の時にエクレル・モンキーの効果を使ったらカウント4に上がって重疲労効果も使えるの?
エクレル・モンキー
はいこちら、結論から言うと「重疲労効果は使える」となります。
エクレル・モンキーの効果は1つの効果の中でカウント+1した後、カウント4以上なら重疲労効果を使えるというものです。
カウント増加と重疲労は同時ではなく、カウントを増やしてからカウント4かどうかの判断するので出来る挙動という訳です。
またこの時エクレル・モンキーを使われた側のプレイヤーに、バットは効果を使えないのにこっちは使えるの?と聞かれました。
相棒騎士バット
確かにカウント3の時にバットの召喚/アタック時で血晶を破棄してもコアシュート効果は使えませんが、これはエクレル・モンキーとは書き方が違います。
バットはカウント増加効果と破棄効果が独立しています。バットのカウント増加効果は、バットの召喚/アタック時が全て解決し終わった後の派生効果としてカウント増加効果が発揮するので、カウント増加したときには既に召喚/アタック時は解決し終わってるという訳です。
なのでカウント3の時に使ってもコアシュートは出来ない、という訳ですね
バトスピは「この効果発揮後」という記述の効果だったり、ディフレクタードラゴンのような相手の効果発揮や行動に対して何らかの効果を発揮する効果以外だと、基本的に効果の処理中に他の効果が割り込むことはありません。
という訳でお次は結構多くの方が割り込むと勘違いしてる効果に関する質問です。
シュバル・バットの踏み倒しに対してゼロカウンターを提示したけど召喚したことによるコアシュートの前に割り込んでゼロカウンターを発揮出来る?
こちらは結論から言うと「ゼロカウンターはシュバル・バットの効果には割り込まない」となります
先ほども述べた通りバトスピでは、基本的に効果の解決中に別の効果が割り込むことは「この効果発揮後」の効果や極少数の例外を除きありません。
これよく勘違いされてる方が多いのですが「ただちに」という効果は効果処理に割り込む効果ではなくその効果を発揮した後、どの派生処理よりも優先して発揮する効果です
例えば上の例だと、シュバル・バット効果でスピリットを召喚し、その後召喚した数だけシュバル・バットの効果でコアシュートをして、シュバルバットの煌臨/アタック時効果を全て解決し終わった後に召喚したスピリットが召喚時効果を発揮する前にゼロカウンターを発揮します。
最近は踏み倒しを多用するデッキが多く、ゼロカウンターを見る事も多いと思うのでしっかりここは抑えておきましょう!
前回のバーストのルールについて
前回のルール解説でバーストの宣言タイミングについて書きましたが、その後滅茶苦茶反響がありとても驚きました……
バーストの解決は最後、宣言は条件を満たしたら何時でも!というのは正直直感的ではないので来年辺りに変更されないかなぁ……と思います。
現状はスピッツァーを踏みたくないなら、派生効果でドローされる前にさっさと宣言、コアを与える方が嫌なら最後に宣言ってかんじかなぁと思います
因みに、何時でも宣言可能だからって、必要以上に相手にバーストの有無を聞くとそれはそれで遅延行為なので、節度を持ってゲームをしましょう()
最後に
いかがでしたか?(KSBRG並感)
バトスピのルールってなかなか知らない物とかも結構有るので皆様も時間のある際には公式ページでQ&Aを読み漁ってみてください!新たな発見があるかもです!
さて、完全に私事の宣伝ですが流星杯という非公認大会を毎月名古屋で開いています!
是非皆様ご参加を!
11月19日大会
12月4日大会
それではさようなら、さようなら、さようなら。
おまけ
新弾の王契約、数を並べたいのに耐性付与までが遠くてなんだかなぁ……と思っていたのですがベストマッチなカードを見つけました!
夏はみんなで海水浴
運任せではあるものの青のスピリット全てに破壊耐性を付与!Xレアパックに収録されただけあって実に強力で噛み合ったカードです!
ま、使えるのは6月から8月の間だけなんですけどね!!!!!
来年の夏も王契約を使う予定の方は今のうちに3枚集めてはいかがでしょうか()
では今度こそさようなら、さようなら、さようなら