歴代最凶デッキ紹介 第三回 蜂リュービ編
はじめに
おはようございます、cessnaです。
先日のフルアヘッドdiscordサーバーでの交流会に参加していただきありがとうございました!
配信もしながらやるのは初めてで至らぬ点もございましたが皆様に楽しんで頂けてたら幸いです!
今後もこういった企画をちょくちょくやっていく予定なので次回もよろしくお願いいたします!
また、フルアヘッドとしてでは有りませんが僕個人の方でもイベントを開催する予定なのでこちらもよろしくお願いします!
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さて、今回は色々有ってアンケート取ったのにやれてなかった歴代最凶デッキ紹介の第三回、蜂リュービ編をお送りしたいと思います!
バトスピ史上、最凶の汎用カードセイリュービ
皆さんは、烈の覇王セイリュービというカードをご存じでしょうか?
烈の覇王セイリュービ
使えた時期は結構短いのでリメイク後のアルティメット・セイリュービを使った事がある人は居てもこちらを使った事の有る方は少ないのでしょうか。
なんならここ最近はアルティメットの新規が全く出てないのでアルティメット・セイリュービすら知らない人も居るかも……
そんな訳でこのカードなのですがバーストによる召喚効果以外は烈神速という自身をアタックステップのフラッシュでノーコスト召喚する効果しか持っていません。
え?それって出た後ただのバニラじゃんとセイリュービを知らない人は思い、セイリュービを知る方は大事な事を言ってないだろと思うでしょう。
そうこの烈神速、トラッシュのコアを全てフィールド/リザーブに好きなように置いてからセイリュービをノーコスト召喚するトンデモ効果なのです。
トラッシュにコアが5個以上有る時という条件こそありますが意識すれば簡単に条件を満たせるので実質無いも同然でした。
同じような効果でネイチャーフォースというカードが有ります。
ネイチャーフォース
セイリュービのヤバさを語るならこのカードと比べるのがいいででしょう。
こちらも禁止カードでは有りますが環境で暴れた訳では無くソウルコア登場時に先駆けて悪用を防ぐ為に一発で禁止になったカードです。
つまり、これは3枚使えても新ルールまで許されていたのです。
何が違うかというとまずコストの有無。
ネイチャーフォースは最低でも1コスト支払う必要が有りますがセイリュービはコストを必要としません。
また、ネイチャーフォースがスピリット1体の上にコアを乗せる効果なので盤面が更地では使えないのに対してセイリュービは更地でも問題無く使えました。
(もちろん自分のアタックステップの場合アタックするスピリットが居ないとフラッシュタイミングを作れませんが)
そしてリザーブにコアを置けるので神速持ちを展開して更地だと油断した相手に奇襲出来たりもします。
なによりそもそもバニラとはいえ高コスト・高BPのスピリットがコア回収のオマケに出てくる事象がヤバすぎました。
追加アタッカーにヨシ、追加ブロッカーとしてヨシ、次の自分ターンにはブレイヴを付けて強化も出来ます。
もう当時はどのデッキにも入らない理由が無いレベルでした。
というか今出てもどのデッキにも入るでしょう()
そんなイカれたカードと超絶相性のいいカードが当時大会優勝景品の裏Xレアとして出てしまっていました。
それが蜂王フォン・ニードです()。
蜂王フォン・ニード
5コストアタック時3コアブがまかり通る現代から見ると見劣りしますが当時としては破格の召喚時3コアブーストを行い、相手ライフを減らすと3コアトラッシュ送る事で回復が出来る強力なカードでした。
おや……?さっきトラッシュから好きなだけコアを回収出来るカードが有ったような……
という訳で登場したのが蜂リュービと呼ばれるデッキです(バトスピwikiのチャンピオンシップ優勝リストでは緑速攻という名前で呼ばれています)
こちらのレシピが当時のスタンダードクラス全国大会で優勝したリストになります。
後の禁止・制限カードが5種も入っているあたり当時の環境のヤバさが伝わるでしょうか。
(因みにマスタークラス優勝は蜂リュービでは有りませんでしたが当然セイリュービは入っています。当時は本当に積まない理由が無いカードだったのです。)
ダンデラビット、タマムッシュでコアを加速し戦場に息づく命とバルカン・アームズでドローを進め蜂リュービの組み合わせで勝負を決める訳です。
どうせコアを回収できるのでデッキ構成上全くコスト軽減できない鎧殻竜グラウン・ギラスとシユウを入れても全く問題無しという。
もうやりたい放題です。
暴れまわったセイリュービは登場半年で制限となりましたがそもそも制限でも入れない理由が無いカードであり、今度は黒蟲の妖刀ウスバカゲロウと森羅龍樹リーフ・シードラを組み込んだ蜂シードラと言うデッキで環境に。
結局次の年の月には禁止となったのでした。
最後に
という訳で歴代最凶デッキ紹介 第三回 蜂リュービ編でした!
ほんとにセイリュービは相手の自由に動かせるコアの数で攻めるかどうか考えるというバトスピの駆け引きを全否定したカードでした。
もう2度とセイリュービは帰ってくることは無いでしょう。
強力な相棒を失い今や280円のフォン・ニードは可愛そう……いや可愛そうでもないな(当時の恨み)
それではさようなら、さようなら、さようなら。
